★ Canadian Rockies Travel Report ★

7月7日(土) 晴れ バンフ国立公園 <Part 1>◆このページをとばすときは
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RockiesNPMapさて、いよいよ国立公園の中を周る初めての日。宿泊したBanff周辺を見るのが今日のメインです。その前に、今回のルートについて少し具体的にご説明してみようと思います。昨日の夜、車でCalgaryからBanff National Parkに入った私たちは、これから宿泊地を変えながら、最後の拠点となるJasperまで少しずつ北上して行きます。下線を引いたところが今回宿をとっているところで、ご覧の通り、比較的南の方に集中しています。Banffの後は、少し北上したLake Louise地区の少しはずれにあるMoraine Lakeというところに2泊、さらに今度は少し西に行ってYoho National Parkに入り、Emerald Lakeという湖のほとりにまた2泊。そして、最後は一気に北上してJasper National Parkの中心であるJasperに3泊という、計8泊を国立公園内で過ごす予定。なんだかすごく長いような気もしますが、今回は元気とはいってもシニアの領域に入っている両親と一緒なので、普通よりちょっと余裕のあるスケージュールかもしれませんね。そういう意味では、宿も以前同じように車で周ったYellowstone National Park(旅行記はこちら)のときより、ちょっとグレードアップしてみました。多分、今回は寝るときに寒くてふるえてしまったり、お湯が少ししか出ないようなロッジはないのではないかと期待しています。
TheMountainGuideさて、国立公園といえば、カナダもアメリカと同じように入口で入場料を支払います。大人1人は1日5ドルで、2〜7人のグループだとまとめて10ドル。私たちの場合は滞在日数が9日間なので、そのままいくと計90ドル(!)という結構いいお値段。長く滞在するとかなりの金額となる計算ですが、実は、カナダ西部の国立公園共通で1年間有効のGreat Western Annual Pass(写真はこちら)というものがあって、これだと70ドル。つまり、車で1週間以上滞在する場合は、基本的にはこのパスを購入することになります。入場料を支払う際、何日滞在するかを聞かれるので、その日数により、パスを勧めてくれます。もちろん支払いにはクレジットカードも使えますので、その点はご心配なく。しっかりした紙でできているこのパスは、上の部分がフックのような形になっていて、車のバックミラーのところに期限が書いてある表面を向けて下げておけばよいとのことでした。また、このときにもらえるB4版くらいのThe Mountain Guideという冊子はとっても優れもの。(左の写真をクリックするとサイトにジャンプします。) 車の道路マップはもちろんのこと、街の詳細の地図や、ハイキングの情報なども書いてあり、旅行中ずっと持って歩いていたため、最後はボロボロになってしまったほど活用しました。公園内で見られる野生動物の種類も写真入りで説明してありますし、今回あんまり日本語のガイドブックに詳しく出ていなかったYoho National Parkの情報などはこれで入手しました。時間は限られてはいますが、裏表紙には、たいてい誰でも行くColumbia Icefield(コロンビア大氷原)の雪上車ツアーの割引券も付いています。

CaveandBasin窓からロッキーの山並みもチラッと見える今日のお天気は青空が広がる晴天。部屋に持ち帰った昨日の夕食の残りと備え付けのコーヒーで朝を済ませた私たちは、ホテルをチェックアウトして最初の観光地、Cave & Basinに車で向かいました。まだ多少時差ボケが残っているのか、それとも年齢相応(?)に早起きなのか、両親はかなり早く目覚めてしまったらしく、Banffのメインストーリートまで散歩に出かけ、ついでにMcDonald'sで朝ご飯を買ってきてしまったそうです。朝弱い私たちは、にぎやかな市街地の見物はカット、まずはガイドブックに出ている近場から周ることにしたのでした。で、着いた場所は1997年に改装したばかりというきれいな石造りの建物。とりあえず入場料を払って中に入ってみたら、鍾乳洞に少し入れたのと、国立公園の歴史に関する展示やビデオなどを上映していました。たいした金額ではないですが(大人2.5ドル、シニア2ドル)、これはわざわざお金を払って入らなくてもよかったかもしれません。80年代まで使われていたという温水プールは、今は閉鎖されていて、昔の水浴びの写真や実際に着ていた水着なんかが展示されていました。BowRiverView
建物の屋上から見下ろしたとき、建物の脇から林の中に入っていくトレイルがあるのに気付き、地図を見てみたら、そんなに長い道ではなさそう。朝ご飯もしっかり食べたことだし、それではと、ここでカナディアンロッキーでの初ハイキングを敢行することにしました。親も私たちも持ってきた「地球の歩き方」によると、この散策路は舗装もされているらしいし、車椅子でもOKということならわりとラクチンかもと、軽い気持ちで歩き出しました。途中、動物の鳴き声がしたので、「早くも野生動物に遭遇か!?」と興奮したら、そうではなくて、荷物運搬用に飼っているミュール(ラバ)たちのいななきでした。
途中から道は舗装されてなくて、あちこちにウマだかラバだかの糞が落ちているし、地図にある湖は全然見えてこないし、道を間違えたかな?と不安になりかけたころ、水面の反射とともにBow Riverが右手に現れてきました。ここでは、大きな橋が何本も掛かるCalgaryの市内を流れていた川が、こんなにも美しく姿を変えていたのですね。「これぞカナディアンロッキー!」と今回、三脚に一眼レフを持ってきていた父と私は写真を撮りまくりました。HorseRidingView
途中、高山植物の写真はいくつか撮りましたが、午前中だし水辺だしと期待した動物には会えずじまい。でも、乗馬を楽しんでいる家族連れや、ヘルメットとぴったりしたウェアに身を固めたバイカーなどと行き会い、挨拶を交わすのもすがすがしく気持ちのよいものでした。間違えたかと思われた道も、思ったより距離があっただけのようで、無事、駐車場のところに戻ってくることができました。ちなみに、写真の下の部分に広がっている草原に見える湿地が地図で湖とされていた一部分。かつては、道のぎりぎりまで水があったのかもしれませんが、今ははるかかなたにちょっとだけ水面が見える程度。道も大部分が舗装されていなかったし、母は「ガイドブックが間違っているから投書しなくちゃ。」と不満げ(?)でしたが、大自然に変化はつきものだし、ガイドブックの情報なんてそれくらいのものですよね。ちなみに、この湖だか池の大きさは、上記のThe Mountain Guideでも大きく描いてあったくらいですから、しょうがないと思います。

BowFalls朝食の腹ごなしには十分だったハイキングを終え、車で川を少し下流にある、Marilyn Monroeの「River of No Return(帰らざる河)」のロケ地として有名というBow Fallsを見に行きました。1954年の作品というこの西部劇映画、残念ながら見ていないのですけれど、それがなかったらそんなに有名になったかな?というあんまり迫力のない滝でした。脇にトレイルがあるので、上ってみたところ、滝の落差がますますないのがわかり、ちょっと上から見ると滝というより、川の流れが急な部分という感じ。それまでおだやかに流れているBow Riverが一瞬激しい流れに変わる場所なので、目立っているというのもあるかもしれませんね。ちなみに、映画の設定上の舞台は、もっとずっと北を流れているAthabasca Riverなのだそうです。BowRiverRafting
この付近は、貸しボートや、急流をゴムボートで下るRafting(ラフティング)の拠点になっていて、ペットのワンちゃんまで乗せてのんびりとボートを漕ぎ出す家族連れや、はしゃぎながらライフジャケットを身に付け、ゴムボートの順番を待っている若者たちなどがたむろしていました。ゴムボートの行方を見ていると、ここからしばらくはゆっくりでしたが、ちょっと先で大きくカーブを描いてすっと速く進むところがあり、きっとあのあたりが最初のスリルを味わえる場所なのでしょう。ガイドブックには、この川の流れは比較的ゆるやかなので、誰でも参加できるラフティングとありましたが、やっぱり今回はちょっとパス。1回くらい、いつか参加してみたいと思いつつ、濡れるのがあんまり好きではない私としては、ずぶ濡れが好きなアメリカ人(カナダ人も)のラフティングはちょっと躊躇してしまうのでした。

ゴンドラに乗ったり、Banffきっての高級リゾートを覗いてみたりした続きは、後半でどうぞ。

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National Park
Banff
N.P.
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図 鑑
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