★ Canadian Rockies Travel Report ★

7月9日(月) (続き) 晴れ のち 曇り ヨーホー国立公園 <Part 1>◆このページをとばすときは
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YohoNPMapLake Louiseを後にした私たちは、少し北上し、Trans Canada Highway()とIcefields Parkway()の分岐点で西へ行くの方へ。すると間もなく看板があって、Yoho National Parkへと入りました。カナディアン・ロッキーの国立公園としては、今までいたBanff National Parkと、後半訪れるJasper National Parkの2つの地理的に大きな公園が、東側のAlberta州に属しています。YohoBanffの国立公園の間に、州の境界線があり、ここから西がBritsh Columbia州。カナダ南部ではいちばん西に位置する州で、以前訪れたVictoriaが州都、大きな都市では、Vancouverがあります。カナディアンロッキーに入るときに、日本からだと、比較的近くて飛行機の本数も多いVancouverからということも多いようです。(Victoria、Vancouverへの旅行記はこちらからどうぞ。)
国立公園に入るときに支払う入場料は、州をまたがって、Yohoでも有効。また、すぐ南のKootenay National Parkをさらに西に行くとあるMount Revelstoke National ParkGlacier National Parkという2つの小さな国立公園も含めて、6つの国立公園で使えるので、その気になれば、これらを全部制覇してかなりゆっくり楽しむことも可能。でも、やっぱり見どころの多くは、面積を比べただけでもその差は歴然としているAlbertaの2つの巨大な国立公園に多くあり、他の国立公園も広大なカナダの大自然の中にあるとはいえ、それと比べるとかなりこじんまりしているうえ、宿泊施設などもぐっと限られてしまうようでした。逆にいえば、この時期どこへ行っても人の多いBanffLake Louise周辺などと比べるとずっとのんびりロッキーの山々を楽しめるらしいので、今回は1ヶ所だけ、Yoho National Parkの中のEmerald Lakeに2泊する日程にしました。

上の地図でもおわかりの通り、今まで走ってきたBanffからLake Louiseまでの距離以内で横断できてしまうほどの大きさで、見どころも全てその距離範囲内。午後も過ぎた今日は、目的地より手前にあるTakakkaw Fallsという滝だけ見に行くことにしました。今までと比べると、場所間の距離がずっと短く、滝へ行くために曲がる道を一度通り過ぎ、この国立公園唯一の町であるFieldのインフォメーション・センターまで行ってしまい、Uターンしたのでした。MeetingTwoRivers
滝への山道を登り始め、途中、車が何台か泊まっている場所があったので、降りて見てみると、滝を通って流れているYoho Riverと激しい流れのKicking Horse Riverが合流している地点でした。よく見ると、手前側の水の色と奥の水の色が少し違っていましたが、これは、氷河の堆積物など、川の水の成分が違うからなのだそうです。残念ながら写真だとあんまりわかりませんね。
さらに、滝を目指して、山道をどんどん登っていきましたが、この道がかなりのクセもの。昨日まで滞在したMoraine Lakeに行くデコボコ道もかなりでしたが、こっちはアスファルトの掘られ方も大きい上、道の傾斜も急カーブも結構あったりしてさらにすごい!特に、上り坂のすごい急カーブが1ヶ所あって、ここは普通のRVの大型車でさえ切り返しをしないと通れないほどでした。これじゃあバスは到底ムリ・・・と思いきや、今回の旅行中あちこちで見かけた国立公園内の観光ルートをめぐるBrewsterの観光バスはこの滝までもちゃんと運行していたのでした。うーん、恐るべしBrewster。まあ、さすがにその急カーブは誰もが慎重に運転していたし、見通しのよい上りの車線の方が停止して、事実上一方通行になっていたから、全く混乱は起きていませんでした。でも、自分で運転するのはイヤかも・・・TakakkawFalls
そして、波乱に富んだドライブ(!?)の果てに到着したTakakkaw Fallsは、予想以上の迫力ある滝でした。大きさ(落差?)ではカナダに3番目というこの滝は、駐車場からもすでに見えていて、近づくにつれ、その大量の水が勢いよく流れ落ちる様子がだんだん迫力を増してきます。滝壷のすぐそばまで小道があって行くことができますが、とにかく水しぶきがすごい!!そして、山の斜面に遮られて日が全然当たらないことから、そこだけ冗談のような寒さでした。ちょうど、秋口に気温が低くて、小雨が降っているような感じで、私たちは思わずリュックに入れていたハイキング用のフード付きウインドブレーカーを着込んでしまったほど。このときのお天気自体は、かなり日が照って暑かったので、ちょっと離れて日なたに出てみると、これまた灼熱の暑さ。数10メートルでこれだけ気温が違う場所も珍しいかも。
この公園はあんまり見どころがないから、ちょっと大げさに書いている可能性もあるかも?とガイドブックの表記をちょっと割り引いて予想していたのですが、水が流れ出る所の川幅が狭い分、水の勢いも強いし、流れ落ちる角度も急なので、これは予想以上になかなか見ごたえがありました。スケールが大きくなって、すぐ近くまで行ける「華厳の滝」みたいな感じなので、景観的にも日本人ウケもするのではないかと思ってしまいました。

EmeraldLakeLodge上り以上に気をつけて急カーブのデコボコ道を下り、通り過ぎたTrans Canada Highwayを進んで、今日と明日宿泊するEmerald Lakeには、午後4時過ぎに到着しました。ここも、Moraine Lake同様、湖のほとりにあるのは、私たちが泊まるEmerald Lake Lodgeのみ。とりあえず、ロッジが見える駐車場に車を止めましたが、ここはどう見ても一般の駐車場。少し戻ったところにロッジ宿泊者用の駐車場と書いてあったような気がしたので、戻ってみると、他にも車から荷物を下ろしている人たちがいました。ここのロッジがとても変わっていたのは、敷地内に入れるのはロッジの営業用車両のみで、宿泊者は、少し離れたこの駐車場に車を止め、ロッジとは電気自動車か小型バスで送迎してもらわなくてはならないこと。私たちが泊まったのはこちらのロッジなのですが、その左奥に見えているのがロッジの敷地内に入るために通る狭い木製の橋で、普通の車1台がやっと通れるくらいの簡単なものでした。この橋をもっと頑丈なものにすれば、一般車両もガンガン通れそうですが、どうやらそのあたりについてはうまく許可が取れなかったらしいです。EmeraldLakeLodgeRoom
このロッジは、2階建ての1棟の各階に2部屋、計4部屋があり、私たちは1階の2部屋が割り当てられました。湖に面したバルコニーと、暖炉があって、広さもある山小屋風の部屋はなかなかいい雰囲気。奥のドアで隣の部屋と繋がっていて、行き来しやすかったのも便利でした。またもや部屋にテレビはありませんでしたが、電話はあり。ただ、ここのロッジで私たちの大敵となったのが!水辺だからか、バルコニーへのドアをちょっと開けっ放しにしておくと、あっという間に部屋に入って来てしまいます。ちゃんと網戸が付いているのですが、少しでも隙間が開いていると入ってしまうよう。最近、New York近郊は、夏になると、蚊が媒体となって発病する西ナイル熱という病気の防止と称し、すごい勢いで殺虫剤を散布しており、めったに蚊にさされるなんてことはありませんでした。なので、この夜、電気を消した暗闇の中で「ブ〜ン」という耳元で聞えるあの音に悩まされたのは、ずいぶん久しぶりのような気がしました。EmeraldLakeMainLodge
Moraine Lake以上に、他の場所で食事するのが難しそうなこの環境では、やはり夕食はロッジの中しかありません。レストランがいくつかあるのが、ちょっとは救いになりそうです。今日は、メインロッジの2階にある予約不要のレストランに出かけてみました。このメインロッジは1920年代に建てられた歴史的建造物。1階にチェックイン・アウトをしたり、問い合わせを受けるいわゆるフロントデスクがあり、その他にレストランが3つ入っています。3つといっても、厨房は同じような気がするから、今日食べてみてあんまり美味しくなかったらつらいなーと思っていたところ、味的にはまあまあでした。チーズの入ったトマトのクリーム・スープチキンのトマト・ソース、パスタ添えとも、量はそんなに多くなくてまずまず。メニュー的には、カナダ料理らしいいろいろな獣の肉料理だけでなく、魚もそれなりにあったので、これなら明日も大丈夫そうでちょっと安心。やっぱり、このロッジの唯一の難点はだけ・・・ですね。

明日はちょっとペースダウンして、この湖の周りをハイキングしたり、近くの名所まで出かけたりする予定です。

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