★ Canadian Rockies Travel Report ★

7月11日(水) (続き) 晴れ のち 曇り ジャスパー国立公園 <Part 1>◆このページをとばすときは
ここをクリック◆◆◆

CyclingFamilyCyclingManJasper National Parkを目指して北上するIcefields Parkway()で目に付いたのは、サイクリングを楽しむ人たち。それは、それまでのTrans Canada Highway()にはなかったサイクリング用の通路がいちばん端にあるからでした。家族で走っている人たちの中には、結構小さい子供もいたりするのですが、この道、まったく平坦というわけでもなかったりするので、意外とキツイ部分もあり、子供ではなくても、ちょっと太目の方々も汗をかきかきペダルと格闘していました。サドルや腰の後ろに付いているおそろいのマークがなんだかかわいい。
そんな人々や山並みを眺めながら、とにかく北へ北へと走っていたら、途中にあるはずのWeeping Wall(すすり泣く壁)とかいう見どころを、ついつい通り過ぎてしまいました。その直後にあったBridal Veil Fallsという滝のビューポイントでは止まって眺めたものの、たいしたことなかったので、後戻りしたりはせず、Coloumbia Icefield(コロンビア大氷原)へ直行することにしました。

IcefieldCenterそして、だいたい予定通りの午後1時過ぎには、大氷原へのツアーの発着場所であるIcefield Centerに到着。ここに車を停めて、広大な大氷原に自分の足で立つためのSnow Coach Tourに参加します。団体旅行の場合は、ここまでバスで来て、そのまま1台ないしは複数台の車に乗るのですが、個人の私たちは、受付カウンターに行き、人数を告げて、参加するツアーの時間を決めてもらうのでした。かなり人々で混み合っていたので、待たなくてはいけないかと思っていたら、偶然、30分くらい後に日本語の団体ツアーがあることがわかり、それに組み入れてもらうことにしました。時間的にも最初に提示された普通(英語)のツアーより早かったし、説明が日本語で聞けるのはラッキー。
IcefieldBusGoing指定時間に行くようにと指示された先は、普通の大型バスの発着所。駐車場からも、しっかり大氷原が見えていたので、すぐにSnow Coach(雪上車)に乗るのかと思ったら、ぎりぎりのところまで普通の道をバスで登り、本当に氷があるところで乗り換えるのでした。私たちは、日本から来たガイド同行のツアーの人たちと一緒にバスに乗り込み、久しぶりにたくさんの日本人の人たちに囲まれて、全てが理解できる日本語で大氷原の説明を聞きました。私たちがこれから行くのは、ロッキーの中でも最大のColumbia Icefieldの一部であるAthabasca Glacier(アサバスカ氷河)。これらは、かつて、私たちが今、まさに訪れて見事な景観やハイキングを楽しんでいる山々や湖などのThe Rockies(ロッキー山脈)を削って形成した巨大な氷床の一部だったのでした。それは、名前通り「氷河期」の時代に起こったことなのですが、最後の氷河期が終ったのがなんと1万年前!それ以来、冬にはまた雪が積もって固まるものの、夏に解ける方が多いので、氷原も氷河も少しずつ後退を続けています。また、数100mにも蓄積された氷は、雪が圧力で固まったものなので、層によって固さが違い、よって解けやすさも違うことから、全体が1年で数10〜100mも動くのだそうです。だから、氷っていうのですね、知りませんでした。こういう説明も、やっぱり日本語で聞くとわかりやすい!
SnowCoachSnowCoachInsideさて、いよいよ厚い氷の部分にさしかかると、お待ちかねのSnow Coachの登場です。特大タイヤを履いた、天井や窓から外が見えるこの車はもちろん特別仕様。人の背近くもあるタイヤで、滑りやすい急な氷面もなんのその、ものすごい馬力で進んで行きます。窓ガラスはもちろんあるので、車内はそんなに寒いわけではないのですが、あたり一面が青白い氷に覆われているのが見渡せて、なんだかものすごく寒そう。ところどころには、人が落ちて行方不明になってしまったこともあるという、深い氷の裂け目がパックリ口を開けていたりして、それも、少し背筋をゾゾッとさせたりするのでした。
OntheIcefield.jpgそして、いよいよ平らな氷河の中央に到着。今までまっさらだった氷面は、何台もの車から降りた人々で、あっという間にロックフェラーセンターのスケートリンク(!?)のようになってしまいました。こんな夏の日でも、変わりやすい山の天気では、ものすごく風が強くなったり、吹雪いたりして、かなり寒くなることもあるとガイドブックにも書いてあったので、長袖を重ねて着た上に、ジャンパーや折りたたみのパーカーなど防寒具も持ってきていました。でも、日頃の行いがよかったのか(!)、おかげさまでこの日は本当に日も差して気温もまずまず。追加の防寒具を出すこともなく、15分ほど広い氷の上を歩いたり、写真を撮ったりして過ごすことができました。
それにしても、Columbia Icefieldの総面積が300ku以上で、今いるAhtabasca Glacierの面積はそのわずか50分の1以下の6ku。しかもその端っこに立っているだけなのに、この広大さというのは想像以上でした!きっと、行くことはないだろうけれど、これのもっと広大なのが、北極とか南極なのかしらん?と思ったりもしました。「何万年も前の氷河の水を飲むと若返る。」というガイドさんの話を聞いて、それぞれに水のペットボトルを持っていた私たちは、それ一杯に冷たい「若返りの素」を満たし、満足して1時間半ほどの大氷原初体験を終えたのでした。

RoadToJasperこれで今日のメインイベントは無事終了。大氷原は、Jasper National Parkのいちばん南にあり、今日宿泊するJasperまで、国立公園のほぼ半分の距離を一気に北上すべく、また、ひたすら車を走らせました。さらに緯度が高いところに来ているので、まだまだあたりは明るいものの、そろそろ時間も夕方に差し掛かかっているので、野生動物でもいるかな・・・なんて思っていた矢先、幹線道路であるこのIcefields Parkwayを横切るオオカミを見ることができました!全然車がなく、快調に飛ばしていたところ、前方に止まっている車が見えたので、スピードを落として近づいたら、2頭のオオカミが、まさに道路を左手から右手に渡っているところだったのです。食物連鎖の上の方に位置する動物(クマとかオオカミとか)を見ることはあんまりないと聞いていたので、うれしい驚き!カメラを出して構えましたが、さすがに動きが速く、道路を横切ると2頭連れ立ってさっと木々の間に消えて行ってしまったので、写っていたのはオオカミなんだか木なんだかわからないシロモノでした・・・残念。でも、後から動物図鑑やガイドブックなどで調べたり、人に聞いたりもして、ふさふさした尻尾と体の大きさから、多分間違いなくオオカミであろうとの結論を得ました。これは、明日から動物ウォッチングに期待できそう!JasperParkLodge
今日から3泊するJasper Park Lodgeは、Jasperの市街からは少しはずれた湖のほとりにある高級リゾートホテル。日本からのツアーでも使われるらしく、フロントにも日本人の女性がいましたし、ロビーにJTBのツアーデスクがありました。市街からちょっと迷ったものの、チェックインして鍵を渡された部屋へ入ったのは、まだまだ明るい5時過ぎでした。そうしたら、ドアのひとつを開けてびっくり!隣の部屋との間にドアがあって、その鍵がかかっていなかったのです。あちらの部屋の女性は悲鳴を上げるし、なにげなく開けたうちの夫は恐縮するしで、結局、フロントに文句を言って、部屋を変えてもらいました。夜だったら、かなりヤバかったかも。危ない人になってしまいますよね。ちょっと時間がかかったけれど、変えてもらった部屋は、両親の部屋と隣だし、なかなか気持ちよいコテージタイプのところ。壁には、さっき目撃したのとちょうど同じようなオオカミの絵が掛かっていました。
一休みした後、ちょっと探検してみたホテルの中にも立派なレストランがいくつかありましたが、せっかく久しぶりの都会(?)なので、夕食はJasperの街まで繰り出して、中華を食べました。Banffほどではないけれど、ここしばらく、洋食以外選択の余地がなく、ちょっと飽きてきていた私たちにはうれしいレストランの数とバリーエションでした。駅前にある廣東食館というわりと大衆的で、普通の中華料理屋さんでしたが、久しぶりのお米やしょう油味はやっぱり美味しかった。今日はドライブばかりで、ハイキングもしていないのに、ワンタンスープや広東麺焼きソバ、牛肉の炒め物など、たくさんとってお腹一杯食べてしまいました。

明日から、この旅行最後の国立公園となるJasper National Parkをじっくり楽しみます。

前(7月11日 前編)に戻る次の日(7月12日)に進む


CalgaryBanff National ParkYoho
National Park
Banff
N.P.
Jasper National ParkEdmonton 番 外 編
7月6日7月7日
前編
後編
7月8日7月9日
前 編
7月9日
後 編
7月10日7月11日
前 編
7月11日
後 編
7月12日
前編
後編
7月13日 7月14日 野生動物
図 鑑
高山植物
図 鑑
※ 違う日を見たいときはこちらから!

★ Canadian Rockies Travel Report ★

This page hosted by Get your own Free Home Page