| 7月12日(木)(続き) 晴れ のち 曇り | ◆このページをとばすときは ここをクリック◆◆◆ |
Jasper National Parkでいちばんの見どころといわれるMaligne LakeのSprit Islandの風景を楽しんで、今日のメインは終了。後は、この国立公園は、今まで回ってきた他の国立公園よりはチャンスが大きいであろう野生動物との出会いに期待するばかりです。Maligne Lakeを後にした私たちは、ホテルに戻るべく、行きと同じ、一本道のMaligne Valley Roadを北上し始めました。(地図はこちら)
時間的にも、まだちょっと早いけれど動物たちが出てくる夕方には近づきつつあるし、両脇には木がうっそうと繁っているし、この道沿いには川が流れているし、条件的にはかなりよさそうだったので、道路脇に目を光らせながら、ゆっくりめに車を進めていました。そして、しばらく行ったところで、まずは立派な角のMule Deerを発見!ちゃんと枝分かれした雄々しい角のわりには、パッチリしたかわいらしいお目目が印象的。このときは、私たちが発見したのか、先に発見した誰かの車が止まっていたのかは忘れてしまったのですが、国立公園内では同じように、野生動物を見つけようとして走っている車があることが結構多いので、道端に車が止まっていたら、要チェック!なのです。ここには、群れではなくて、この雄鹿が1頭だけ、道路に近い木々の間をウロウロしていました。
さらに北上を続け、行きは、チラッと見ただけで通り過ぎたMedicine Lakeに近づいてきました。ここは、見たところなんてことない湖ですが、バスタブのように底に穴があるらしく、夏は満々と水をたたえているのに秋になると水位が急速に減ってしまうのだそうです。多分、今は結構水位が高い時期なので、その変化の跡などをうかがい知ることはできませんでしたが、原住民に「Medicine(=魔法)」と名付けられたゆえんはそこから来ています。
で、湖が見えようというところまで来たとき、対向車線を向こうから歩いて来たものにびっくり!なんと、クルンとした角が特徴的なBighorn Sheepだったのです!この国立公園のシンボルにもなっている動物なので、きっとどこかにたくさんいるのだろうとは思っていましたが、車を気にせず悠然と道を歩いている様子にはホントに驚きました。驚かせないように、車のすぐ横に来るまでまって、すかさずパチリ。前にコロラドにスキーに出かけたとき、遠めにその姿を見たことがありましたが、こんなに近くで見るのはもちろん初めて。ちょっと眠かったりした午後、皆で興奮して、車内は一気に盛り上がりました。
いよいよ湖のほとりまで来たとき、その興奮は最高潮に達することになりました。道路のすぐ脇に、Bighorn Sheepたちが、のんびりと座っていたのです。あまりに近すぎて、そうっと車を降りて、道路の反対側から写真を撮るしかありませんでしたが、湖に近いところには、まだ何頭もいたようです。食事が終ったのか、湖から立ち去るヒツジもいたりして、なぜかこちらを振り返って見てくれたりしました。ここは、Bighorn Sheepが目撃できる場所としては、最も確率が高いところらしく、後からガイドブックなどを見返したら、彼らの写真のほとんどはこの湖周辺で撮られたもののようでした。それにしても、最初に行き会ったヒツジは、後からもっとたくさんの仲間がいることを、私たちに教えてくれたようなものだったのですね。
「動物目撃デー」は、泊まっているJasper Park Lodgeに戻ってからも続きました。両親と運転に疲れた夫がひと休みしている間、すぐ近くに湖もあるロッジの周辺にもなにかいるかもしれないと、カメラ片手に散歩に出かけてみたら、目の前をリスがダッシュ。Maligne Lakeでクッキーを盗もうとしたリスと同じRed Ground Squirrelで、別に珍しい種類でもないのですが、なんとなく後を追ってみたら、草むらで立ち上がってなにかを食べ始めた様子がなかなかかわいい。とりあえず、写真を撮って・・・ふと顔を上げたら、すぐそばにもっと大物がいました!
それは、水辺でもなんでもないホテルの敷地内をわが物顔で歩く巨大な雌のElkでした。知らないうちに、すごく近くにいたので、ちょっと遠ざかったりしましたが、あちらはまったく気にせず、柔らかそうな草を探しては、熱心に食んでいました。まわりには誰もいなくて、意外と早足のElkをひとりで追いかけながら写真を撮っていましたが、立ち去る様子もないし、あまりにももったいないので、自分たちのロッジに戻って両親と夫を呼んできました。
戻ってみたら、さっきの雌の他に、小さめの他の雌や雄もいたりして、皆仲良くお食事中の模様。このときには、すぐ近くでホテルの従業員の人たちがなにやら作業をしていましたが、いろいろな角度から熱心に写真を撮っている私たちには注意を払っても、Elkたちのことは全く無視していたので、きっと珍しい光景でもないのでしょう。ダウンタウンの中心地から離れているとはいえ、人々がこんなにたくさんいるところで、こんなに大きな野生動物が見られてしまうなんて、さすがCanadian Rocky。この旅行中、今まで、リスとか鳥とかの小物(?)ばかりで、期待したほど動物の姿を見ることができなかったので、今日1日で、そのウサ(?)を一気に晴らした感じでした。
夕食は、そろそろ溜まってきた洗濯物を片付けたかったので、コインランドリーを探してJasperのダウンタウンへ。スーパーマーケットやお土産物屋が軒を並べる中心街で見つけ、巨大な洗濯機に放り込んだ後、明日の朝食用のパンやフルーツを買ったり、お土産物を物色したりしながら時間を潰し、乾燥まですっかり終わった暖かい洗濯物を車のトランクへ詰め込みました。
そして、お目当ての店は、名前を染め抜いたのれんが目を惹く伝次郎(Tel.852-3780)という和食屋さん。洋食が全く大丈夫な両親よりも、私たちふたりが、すでにかなりギブアップ状態だったので、昨日の中華に続いて、今日も日本食にしてもらいました。堀ごたつになっている仕切られたブースもあって、かなり快適。居酒屋風に種類豊富なメニューから、おつまみから天ざる、寿司盛り合わせといったご飯ものまでいろいろ頼んでしまいました。もちろん、男性陣は久しぶりに日本酒など楽しんでいましたし。
明日は、ここに来るまでに通り過ぎてしまったIcefield Parkway(
)の途中にある滝などの見どころに出かける予定です。
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