| 7月11日(水) 晴れ のち 曇り | ◆このページをとばすときは ここをクリック◆◆◆ |
のんびり過ごしたYoho National Parkを後にして、再びBanff National Parkへと戻ってきました。ロッジをチェックアウトし、おととい、Lake Louiseから西へと進んだTrans Canada Highway(
)を東へ戻り、今度はIcefields Parkway(
)を北上して、一路、Columbia Icefield(コロンビア大氷原)のあるJasper National Parkへと向かいます。(地図はこちら)
Lake Louiseは、南北に細長いBanff National Parkの真中あたりに位置しており、まだ足を踏み入れていない北半分の見どころは、これから北上する間に見ていくことになります。もう、国立公園内に入ってずいぶん日にちが経っている気がするのに、地理的には南側の半分にも満たないエリアの中をウロウロしていたことになるのですね。Lake LouiseからJasperまでは200km以上あるので、今日はかなり走行距離を稼ぐことになりそうです。
車のバックミラーに下げた国立公園のパスを見せるだけでOKだった入口を通過してから、20分ほどで到着したのが、まず最初の観光ポイントCrowfoot Glacier。向かって左から右に枝分かれした氷河の形が鳥の足みたいに見えるので、「Crowfoot(カラスの足)」という名前が付いたのだそうですが、そうかなー?という感じ。現在は、2本しかない枝分かれした部分が、この下にもう1本あったそうで、確かに3本あると結構それらしい感じになるかもしれません。野生動物図鑑でもご紹介していますが、日本と違って、街中でほとんど見かけないカラスも、国立公園の中では全域で見られました。どれくらい前に、この氷河の名前が命名されたのかはわかりませんが、きっと、このあたりでよく見られる鳥ということで、カラスの名前が付けられたんではないかと思いました。そういえば、この氷河を見るためのビューポイントで車を降りたときにも、すぐそばの木に2羽のカラスが止まって、カアカア鳴いていましたっけ。
さらに、10分も走らないうちに着いてしまったのが、次のポイントBow Lakeでした。この湖は、さっき見たCrowfoot Glacierから解けた水が流れ込んでいて、また氷河湖独特のあのエメラルドグリーンの美しい湖面に日の光が当たって、きらきら輝いていました。観光バスも止まっていたり、ピクニックエリアで朝ご飯を広げている人たちもいたりして、なかなかにぎわっている湖畔に、ふと、なにやらすごい勢いで飛び出してきたものがありました。よく見たら、両足の先っぽだけが白いノウサギ!カメラを構えるすきも与えず、またすごい勢いで飛ぶように跳ねながら、茂みの中に入っていってしまいました。
昨日、泊まっていたEmerald Lakeではたいした朝食もないことがわかっていたし、今日は先が長いので、珍しく朝抜きで出かけてきた私たちは、この赤い屋根のNum-Ti-Jah Lodgeで遅めの朝食をとることにしました。丸太を使っていて、壁に動物の頭の剥製がある、いかにもカナディアンロッキーの山小屋らしいレストランは、宿泊客の朝食の時間には遅すぎたのかガラガラ。外にはたくさん人がいるのに、全然入っていないということは、不味かったらイヤだな・・・とちょっと心配もしつつ、案内されたビュッフェは予想に反して◎でした。パンケーキや炒めたポテト、エッグベネディクトなど、普通の西洋料理の朝食メニューですが、どれもかなり美味しい!(写真はこちら) シェフがその場で注文した中身を入れて焼いてくれるオムレツもフワフワ。フルーツも新鮮だったし、とりわけ、素晴らしかったのがブルーベリーのプレザーブ。ジャムみたいに甘くなくて、ブルーベリーの形もちゃんと残っていて、それだけでいくらでも食べられてしまう、ちょっと食べたことのない美味しさでした。あんまり美味しかったので、「これは(売店で)売っているんですか?」とウエイターさんにたずねたら、シェフの特製だから売っているのとは違うということでした。「残念だね。」と話していたら、小さめのタッパーを持って戻って来て、「シェフがこれに入れて6ドルでいいならお分けするそうです。」とのこと。ジャムにしたら高め?だけれども、喜んだ母は興奮して「OK!」と即答していました。
Jimmy Simpsonという伝説の登山家が建てたこのロッジは、リーズナブルな宿泊料もあってかなり人気があるそうです。ただ、シャワーなしの部屋もあるし、このときにトイレのひとつが壊れていたりもしたので、泊まらないで食事にだけに立ち寄るのでよいかもしれません。
思いがけず美味しい食事にありついて、お土産(!)まで手に入れてしまった後、次のポイントも、またすぐでした。今度は、道沿いではなく、少し歩いた先に展望台があるBow Summitというちょっとした峠です。みんなでお代わりして食べてしまった朝食の腹ごなしにはちょうどぴったり。しかも、峠までの登り道Bow Passは、「高山植物の宝庫」とガイドブックにあった通りで、道々、かなりいろいろな花の写真を撮ることができました。(写真は高山植物図鑑でご覧くださいね。)
ゆるやかな登り道の終点にある展望台から眼下に広がるのはPeyto Lake。またもや美しい湖面の湖の登場です。前に、カナダには大小全て合わせると、人口と同じくらいの数の湖があると聞いたことがあるのですけれど、さすがにこの公園内だけでも、かなりの数の湖を見たので、すっかり湖慣れ(!)してしまい、あんまり感動しなくなってしまいました。ここの眺めが普通とちょっと違うのは、高いところから見下ろすから湖全体が一望できるというところでしょうか。
大型バス専用の駐車場が峠のすぐ近くにあり、ツアーだと峠の道を登らず、直接展望台に行けてしまうそうですが、ここは眺めよりも、その途中の植物観察の方がずっと面白かったので、それはあまりにももったいない!花が終ってしまった季節だとそうでもないのかもしれませんが、夏場はいろいろな花が次々と咲くので、簡単な高山植物のガイドブックを片手に歩くとかなり楽しめます。
さて、Banff National Parkの観光ポイントもこれでだいたい終わり。次は、少し車を飛ばして、いよいよ楽しみなColumbia Icefieldへと向かいます。続きは後編で。
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